ブロックチェーン・Web3
一言で言うと、取引履歴を分散管理する、改ざんがほぼ不可能な透明性の高い記録技術のことです。
デジタルな取引記録を「ブロック」単位でまとめて、それを「鎖(チェーン)」のように時系列でつなげて保存する仕組みとなり、その名のとおり、ブロック(Block)+チェーン(Chain)の構造になっています。

ブロックとは、取引の記録がたくさん入った箱のようなものです。
1つのブロックには「誰が誰にいくら送ったか、どんなやりとりをしたか」などの情報が入っています。
複数のブロックが順番に、鎖のようにつながっている構造のことです。
それぞれのブロックは、時系列で鎖のようにつながっています。
この「つながり」があるからこそ、ブロックチェーンは 安全で改ざんが難しい仕組みになっています。
- 誰かが取引(トランザクション)をすると、それが「ブロック」に記録されます。
- 新しいブロックには、直前のブロックの「ハッシュ値」(=指紋のようなもの)も一緒に記録されます。
- このブロックが「正しいかどうか」をネットワーク全体で共有・検証したのちに承認され、ブロックチェーンに追加されます。
- チェーンの情報はネットワーク上で共有され、誰でもアクセス・検証可能となります。一度追加されたブロックは、基本的に改ざんできません。
・改ざんに強い
過去のブロックを変更しようとすると、以降のすべてのブロックを書き換える必要があるため、非常に困難です。
・分散型管理(非中央集権)
特定の管理者がいなくても、世界中のコンピュータが同じ記録を共有していて、誰でも履歴を確認できます。
・透明性と信頼性
取引履歴が誰にでも確認できるため、不正が起きにくく、信頼できる仕組みです。

- 暗号資産(仮想通貨):ビットコイン、イーサリアムなどの取引記録に利用
- NFT(非代替性トークン):デジタルアートや音楽などの所有証明に使われる
- サプライチェーン管理:物流の透明化やトレーサビリティ(追跡可能性)
- 契約管理(スマートコントラクト):自動で契約が実行される仕組み
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